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-入金前の航空券のキャンセル料について-giulia(8/26-15:09)No.148195
 Re:入金前の航空券のキャンセル料について-新之介(8/26-21:51)No.148197
 手配旅行契約の成立時期-TarHeel(8/27-13:58)No.148212


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148195入金前の航空券のキャンセル料についてgiulia 8/26-15:09

24日金曜に、ネットで調べた旅行会社に15.6万の9/3発の航空券の空席がある
か問い合わせ、あったので予約してもらいました。
後ほど予約確認のメールをしますと旅行会社の人がいって電話は終わりまし
た。

今日、メールを見てみると航空券の総額は19.2万と書いてあり、出発日30日
以前より後はキャンセル料がかかりますとありました。そんなに高いのは買
いたくないので別の航空券を探すことにしようと思ったのに、キャンセル料
がかかるのは困ります。
びっくりして、その会社のサイトを見てみると入金前(発券前)でもキャン
セル料がかかるとありました。
それを事前に見ておかなかったのは私の落ち度ではありますが(なにせ家に
ネットがつながっていないものですから、ネットカフェで航空券の値段・会
社の番号を調べてメモして電話したのです。)、サーチャージ等含めた金額
を旅行会社側が電話では言ってなかったので、それは旅行会社の落ち度だと
思うのです。サイトにも別途空港使用税等がかかります、程度のことしか書
いてなくて実際に何円プラスした金額を支払うことになるかは明記されてい
ませんでした。金額に納得してからが予約になると思うので、この場合正確
な金額を伝えず予約成立させた会社に私がキャンセル料を支払う義務はない
と思うのですがどうでしょうか。また、電話でも予約の際にこのキャンセル
料のことは一切話してくれていませんでした。

会社名 テイク イン ジャパン

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148197Re:入金前の航空券のキャンセル料について新之介 8/26-21:51
記事番号148195へのコメント
giuliaさん、こんにちは。

まず、マニュアルに従って会社情報を書きこみましょう。
会社名からそれと思われる格安航空券のサイトを見つけましたが、正確を
期すためにも、会社情報とサイトのURLを書いてくださいね。

ところで燃油サーチャージというものは、どんな会社でチケットを手配し
ても別途支払わなければなりません。
これはパックツアーであっても同じことです。パンフレットなどに表示
されている値段に、サーチャージ、空港使用税などは含まれていません。

giuliaさんは15.6万という値段を安いと思って予約したのだと思います。
仮にテイクインジャパンの予約をキャンセルして、他の格安航空券のサイ
トで同じような安値のチケットを予約したとしても、必ずサーチャージ分
が別途上乗せされることになります。

投稿には15.6万というのが片道か往復か書いてないので、サーチャージが
実際いくら加算されて19.2万という額になったのかわかりません。
現在、ANAでは欧州行きの片道で12,000円のサーチャージがかかります。

その他、日本と現地の空港使用税なども加算されて19.2万になったのなら、
その会社が悪いと言えないのではないかと思います。

まずは会社に問い合わせて、差額の明細についてお聞きになったらよいか
と思います。
サーチャージは航空会社が顧客に課す燃料費ですので、これはどこでチケ
ットを買っても同じ値段になります。

もちろん、電話でサーチャージのことに触れなかった職員にも非はあると
思いますので、どうしてもキャンセルしたいというのであれば、そのこと
を主張してみてはいかがでしょうか。

ただし、他で安い航空券を見つけても、その値段にサーチャージ分は含ま
れてないということだけは認識していてくださいね。

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148212手配旅行契約の成立時期TarHeel 8/27-13:58
記事番号148195へのコメント
guiliaさん、こんにちは。TarHeelです。

悪徳商法サイトにはあまり似つかわしくない事例で、むしろ販売員の未熟によ
るものですね。

格安航空券にもいくつか種類がありまして、航空会社が正規に販売する個人向
け割引運賃、そして旅行会社が独自で仕入れた航空座席のバラ売りがありま
す。

前者は同じ区間であっても航空会社が異なると運賃も異なりますが、航空会社
のカウンターで買っても、旅行会社のカウンターで買っても運賃は同額です。
後者は航空会社で買うことは出来ず、また旅行会社によっては同じ航空会社、
同じ区間、同じ搭乗日でも多少の運賃の差が見られます。

今回のチケットはどちらなのかが文面からはわかりませんが、旅行会社が公示
している旅行業約款でどの契約形態なのかが問題です。相手の会社は旅行業代
理店業ですから、独自の約款を持たず、親会社であるエアーワールドの約款が
それに当たります。

おそらく手配旅行契約(航空券の取次ぎ、媒介)に当たると思われます。企画
募集型旅行(いわゆるパックツアー)と異なり、この際は予約金や代金の支払
がなくても、旅客の申し込みがあって旅行会社がこの申し込みを受諾すれば契
約は口頭でも、電話でも成立します。したがって一度成立した契約を取り消す
のであれば、取消料が発生するのは当然のことです。同社の会員か、非会員か
は関係がありません。この点では旅行会社の言うことは正当です。

問題は運賃以外のサーチャージの取り扱いです。燃料サーチャージは航空会社
が独自に設定するもので、運賃そのものとは区別されています。したがって、
格安航空券サイトにもこのサーチャージは記載されていない、あるいは運賃だ
け明示しておいてサーチャージが別途必要だ、しか書かれていないというのが
大半です。

旅行をする人が全員、燃油サーチャージがあることを知っているわけではあり
ませんから、申し込み時点で旅行会社は「運賃が○○円、空港税が○○円、そ
して燃油サーチャージが○○円。それで合計支払額が○○円です」と明示する
ことは販売当事者としては当然のことです。

先ほど口頭でも格安航空券の契約は成立する、と書きましたが、これは
giuliaさんが、「15.6万円の航空券を買いたい」(契約の申し込み)
旅行会社がそれに応えて、「はい、座席はあります。売りましょう」(受諾)
と言っただけでは契約は成立しない、と考えられます。

この会話に続いて、
旅行会社が、先ほどの「運賃が○○円、空港税が○○円、そして燃油サーチャ
ージが○○円。それで合計支払額が○○円です」と契約条件を説明し、
giuliaさんが、「それでいいです。買います」と言い(これが本来の契約の申
し込み)、
さらに旅行会社が「では販売します」と言えば、これが本来の契約申し込みへ
の受諾となりますね。この部分が今回は脱落しているのです。

したがって今回の事例では、航空券の販売契約そのものが成立していない、と
見るべきだと思います。担当社員の案内不足と言う不注意に起因しますが、お
客様から取消料をいただける以前の問題です。

長年旅行業界におりますので、こんなトラブルはよく起きました。私の周囲で
もこの説明をしないでお客様に販売していた人間もいます。トラブルが起きれ
ば、このような事例では旅行会社が負けてしまいます。

この旅行会社のサイトを見ても、航空券の販売契約がどの契約に相当し、その
契約の裏打ちとなる約款がどのようなものかが明らかでありません。残念です
が、多くの格安航空券販売会社の実態とはこんなものです。