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2008年6月10日

本日、株式会社はてなを訴えました このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加

本日、株式会社はてなに対し、100万円の損害賠償および発信者情報の開示を求める裁判を、東京地裁にて提起しました。

これまでの経緯を簡単に説明しますと、当方は、はてなのサービス上において、松永英明や御堂岡啓昭を名乗る匿名の人物などから、名誉毀損・誹謗中傷などの度重なる嫌がらせを受けており、これまで1年半以上に渡って、メールなどではてなに対処を求めて来ました。しかし、なんら有効な対策を行わないばかりか、住所・氏名の掲載といった明らかなプライバシー侵害についても、こちらからの要請に対して2ヶ月以上経っても全く返答が無いなど、運営の怠慢は目に余るものがあります。

私としては、はてなは有望な日本の企業であり応援したい気持ちから提訴は控えてきたのですが、もはや裁判に訴えることこそが、はてなのためになると思い、訴訟を提起するに至りました。

というのも、私は、一介のプログラマーとして悪マニ管理人として、技術とマインドの両面から、インターネットの将来が良いものになるようにしていきたいと考えているからです。技術的な側面がIPAの未踏ソフトや様々なウェブサービスの開発であり、マインドの側面が当サイトの運営や訴訟活動ということになります。はてなから被害を受けたのは偶然のことかもしれませんが、泣き寝入りすることなく声をあげることこそが、自分のためであり、ひいては社会のためになるはずです。

企業や宗教団体などの不祥事を暴こうとすると、サイト管理人の個人情報がばら撒かれたり無関係な親族への嫌がらせ行為が行われるのであれば、誰しも告発に躊躇するでしょう。これは表現の自由の危機であり、断固として戦わないといけません。

はてなの技術力は確かに素晴らしいと思います。しかし、「人間的なマインド」を忘れた組織に発展はありえません。出来ることなら、はてなには、裁判を通じて「心」を取り戻して欲しいと考えております。

なお、訴訟ということになりましたが、個人的に「はてな」が嫌いになったわけではありません。訴訟というのは、契約時に名前を書類に書くような単なる「手続き」であり、発生した損害については、きちんと賠償してくれれば良いだけのことです。

経過については、当サイトもしくはココログ支店にて適当にお知らせしてまいります。


【業務連絡】

OCNに対して発信者情報を開示するよう求めていた裁判は、5月23日に結審し、判決は7月4日13時10分からということになりました。

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